アフリカ×日本アグリイノベーション共創対話: 農業を共通の成長分野として再定義する

AFRI CONVERSE 2026 第1回 を3月30日に開催

2026年3月13日
Event Details

2026年3月30日

17:30~19:00

虎ノ門ヒルズ Glass Rock B1F メンバーズラウンジ(オンライン配信あり)

2025年8月に横浜で開催されたTICAD9では、農業、バリューチェーンの高度化、民間主導型の成長が日・アフリカ協力の柱として再確認されるとともに、若者が変革の担い手であることが明確に位置づけられました。

アフリカにおいては、農業は依然として食料システムと地域経済を支える重要な基盤であるものの、生産性の停滞、バリューチェーンの脆弱性、気候変動の影響、限られた市場アクセスなどの課題に直面しています。さらに、若年層の失業や経済的周縁化はこうした課題を一層深刻化させており、若者の農業分野への参画は経済的な必要性であると同時に、社会の安定と持続的な発展に向けた重要な投資と位置づけられています。

こうした課題は、日本においても無関係ではありません。日本では農業従事者の減少と高齢化、農村地域の人口減少が進行しており、農業は依然として収益性や革新性の面で若者から敬遠されがちな分野となっています。このような構造的・認識的課題はアフリカと共通する側面を持ち、農業を技術革新や市場志向の視点から再定義し、新たな成長産業として位置づけ直すことが双方にとって重要な課題となっています。

こうした背景を踏まえ、本対話イベントは、アフリカとの農業協力を日本の農業構造転換や地方創生、労働力の持続性と結びつける対話の場として企画されています。若者、民間企業、政策関係者がそれぞれの視点から議論を行うことで、日本企業とアフリカの農業市場との接点を広げ、将来的なビジネス連携の可能性を探ります。また、アフリカにおける市場志向型農業の取り組みから得られる知見は、日本の農業の再構築にとっても有益な示唆を提供することが期待されています。

本イベントは、TICADフォローアップの一環として、農業を単なる「援助の対象」として捉えるのではなく、若者のイノベーションと日本・アフリカの共創によって新たな価値を生み出す「成長産業・ビジネス機会」として再定位することを目的としています。農業、起業、技術、そして市場拡大を結びつけながら、若者、民間企業、開発パートナーが共に議論し、TICAD9の理念を具体的な連携や今後のアクションへとつなげる道筋を探ります。


〈開催概要〉

  • 日時:2026年3月30日(月)17:30~19:00(日本時間)/11:30–13:00(東部アフリカ時間)
  • 共催機関:国際協力機構(JICA)、国連開発計画(UNDP)
  • 開催形式:ハイブリッド開催
    対面開催場所:虎ノ門ヒルズ Glass Rock B1F メンバーズラウンジ

・住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目22−1 グラスロック

・マップ:https://www.glass-rock.com/access.html

  オンライン配信:Zoom

  ※オンライン参加をご希望の方には前日までにZoomリンクを送付いたします。

  • 参加費用:無料
  • 言語:日本語・英語・仏語(同時通訳あり)

参加登録


〈プログラム〉 

  • 17:30 ~ 17:35 開会挨拶 
  • 17:35 ~ 17:45 祝辞 
  • 17:45 ~ 18:05 政策提言から現場でのイノベーションへ:ガンビアと日本の若者の声 
  • 18:05 ~ 18:55 パネルディスカッション:「成長産業としての農業」 
  • 18:55 ~ 19:00 閉会挨拶

〈登壇者(敬称略)〉 

第1部 

  • 日本のTICADユース・アクションプラン参加者
  • ガンビアの若手イノベーター(オンライン参加)

第2部

  • 相川次郎 JICA国際協力専門員
  • 椿進 OS Trading & Investments Ptg. Ltd. (OSTI)ダイレクター/AAIC Holdings Pte.Ltd. ファウンダー/代表パートナー
  • アデサンヤ・オルワトイン・ファティモ ナイジェリア・バデギ国立穀物研究所 主任研究員 
  • (TBC)ガンビアの若手起業家(オンライン参加)

モデレーター:

  • 近藤千華 UNDPアフリカ局TICAD連携専門官

アフリコンバースについて

 2018年にUNDPにより開始されたアフリカ開発会議(TICAD)関連の対話型セミナー。2020年からはUNDPとJICAが共催し、日本およびアフリカの幅広い聴衆に向けてアフリカ開発の課題やそれに対する日本および共催機関等の取り組みを発信することを目的に、四半期に一度のペースで開催。2025年には、横浜で開催されたTICAD9に合わせ、広島大学、大阪・関西EXPO、TICAD9、国連大学などを会場に、多様なテーマのもとセッションを実施しました。2026年も引き続き、本セミナーを通じてアフリカ開発に関する対話と発信を行う予定であり、国内外から多くの皆様の参加が期待されています。


お問い合わせ: 

  • JICAアフリカ部 計画・TICAD推進課 田中遼平  Tanaka.Ryohei@jica.go.jp 
  • UNDP アフリカ局TICAD連携専門官 近藤千華 chika.kondoh@undp.org