UNDP、日本政府の支援のもとトルクメニスタンで地域災害リスク軽減プロジェクトを開始

2026年8月18日
Officials seated at a long wooden table in a paneled room with flags and a framed portrait.

UNDP、日本政府の支援のもとトルクメニスタンで地域災害リスク軽減プロジェクトを開始

Photo: UNDP Turkmenistan / Dovlet Rejepov

アシガバット発―国連開発計画(UNDP)は、トルクメニスタン国防省民間防衛・救助活動総局との連携のもと、地域プロジェクト「中央アジアにおける広域災害リスク軽減のための体制強化計画」のトルクメニスタン国内事業を開始しました。本プロジェクトは日本政府の支援のもと、中央アジア5か国で実施され、災害への備えと対応能力の強化を通じて、地域協力の促進と各国の能力向上に取り組みます。 

本プロジェクトは、カザフスタン・アルマティに拠点を置く緊急事態・災害リスク軽減センター(CESDRR)との緊密な連携を通じて、災害リスク軽減分野における国境を越えた協力を推進しています。また、複数国に影響を及ぼす災害に対して、情報共有、共同での備え、および協調的な対応を強化する地域調整メカニズムの構築を支援します。  

Formal conference room with attendees around a long wooden table, chandeliers and gold walls.
Photo: UNDP Turkmenistan / Dovlet Rejepov

プロジェクトの立ち上げに際し会合がアシガバットで開催されました。会議には、16の政府省庁・機関の代表者をはじめ、市民社会組織や国際パートナーが参加し、プロジェクトの優先事項や実施体制について意見交換を行いました。 


ナリネ・サハキャンUNDPトルクメニスタン常駐代表は次のように述べました。「災害は国境で止まることはありません。だからこそ、人々の生命、暮らし、そして持続可能な開発を守るためには地域協力が不可欠です。UNDPは、日本政府および各国の関係機関との連携のもと、災害への備えを強化する制度の構築、地域調整メカニズムの強化、そして地域社会が将来のリスクにより効果的に対応できるよう、実践的な解決策の推進を支援しています。」 

 
佐々木浩 駐トルクメニスタン日本国特命全権大使は次のように述べました。 「本プロジェクトは、警報システム、災害への備え、制度・組織能力の強化、そして国境を越えた情報共有を推進するものであり、極めて重要な意義を有しています。これらの取組は、中央アジア全域の人々と地域社会の安全と暮らしを守ることに貢献します。日本政府は、約490万米ドルの資金拠出を通じて、本イニシアティブを支援できることを誇りに思います。この支援が、中央アジアにおける地域協力の強化と災害への備えの向上につながることを期待しています。」 

Woman presenter at podium in a wood-paneled room with a projected slide.
Photo: UNDP Turkmenistan / Dovlet Rejepov

本会合は、UNDPイスタンブール地域センターの地域プロジェクトチームおよびCESDRR代表団による2日間のミッションの一環として開催されました。また、トルクメニスタンの関係機関との協議も行われ、プロジェクト実施の優先事項や災害リスク管理能力の強化に向けた協力の機会について意見交換が行われました。

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プロジェクトについて 

地域プロジェクト「中央アジアにおける広域災害リスク軽減のための体制強化計画」は、日本政府の支援のもと、2026年1月から2028年1月まで実施されています。 

地域レベルでは、本プロジェクトは、国境を越える災害への備えと対応における中央アジア諸国間の情報共有、調整および協力を促進することにより、地域緊急対応調整メカニズムの強化を支援しています。 

トルクメニスタンでは、本プロジェクトを通じて、アシガバット市内の学校における地震警報システムのパイロット導入を進めるとともに、地震観測機関と防災関連機関との連携を強化します。さらに、防災訓練の実施や、将来的な他地域への展開を見据えた地震警報・防災モデルの構築を支援します。

 

Group photograph of formally dressed officials posing on a grand marble staircase.
Photo: UNDP Turkmenistan / Dovlet Rejepov