ハナバードに新たなセンターが誕生。将来の変革を担う若者によるイノベーション、包摂性、地域連携を促進。
明日への架け橋:中央アジアの若者をつなぐ「地域ユースハブ」をアンディジャンに開設
2025年12月8日
2025年11月20日、ウズベキスタン・アンディジャンー アンディジャン州ハナバードに、若者による活動を活性化するスペースとして「地域ユースハブ(Regional Youth Hub)」が開設されました。
本拠点は、国連開発計画(UNDP)が日本政府の資金拠出を受けて設立し、教育、イノベーション、そしてコミュニティ参加を通じて若者の能力向上を図ることを目的としています。
開所式には、コミルジョン・コミロフ アンディジャン州副知事、平田健治 駐ウズベキスタン共和国日本国特命全権大使、ドッリ・アラエフ ウズベキスタン・マハラ協会副会長、そして藤井明子 UNDPウズベキスタン常駐代表をはじめとする多くの来賓が出席しました。
平田健治 駐ウズベキスタン共和国日本国特命全権大使は次のように述べました。「日本は、アンディジャンにおける地域ユースハブの創設を支援できることを誇りに思います。このスペースは、若者に技能と知識を提供するだけでなく、中央アジア全体における友情と協力を育む場となるでしょう。若者への投資は未来への投資であり、本ハブが革新と変革を担う世代を力強く後押しすることを期待しています。」
藤井明子UNDPウズベキスタン常駐代表は、本拠点が果たす地域的役割について強調しました。「ハナバード地域ユースハブは単なるセンターではなく“架け橋”です。ウズベキスタンだけでなく近隣諸国からも若者を迎え入れ、アイデアが芽吹き、革新と相互尊重に根ざした共通の未来が形づくられる場となるでしょう。」
地域ユースハブでは、AI、コーディング、サイバーセキュリティ、SNS管理、3Dモデリングなど、職業訓練・ソフトスキル・デジタルスキルに関する多様な能力強化プログラムを提供します。
また、無償による外国語講座や、「Ibrat Quiz」「Ibrat Debate」「Speaking Club」といった知的クラブの運営に加え、「Ustoz AI」「Qizlar Akademiyasi」「Mutolaa」など若者主導のプロジェクトを支援しています。
さらに、アニメーションやデザインなどのクリエイティブ産業を育成するワークショップ、メンタルヘルスや法律相談の提供、そして地域フォーラム、サミット、会議の開催拠点として中央アジアの若者同士の連携強化も図っています。
この取り組みは、ウズベキスタンの国家開発優先事項および持続可能な開発目標(SDGs)に貢献し、教育、やりがいのある仕事、社会的包摂を促進します。若いリーダー、起業家、アクティビストをつなぐことで、本ハブはイノベーションと地域協力の原動力となることが期待されています。