UNDP、日本にて第3回ビジネスと人権アカデミーを開催

2023年11月26日

10月17日及び18日、東京でビジネスと人権アカデミーを開催し、日本を代表する27社の代表者32名が参加しました。アカデミーを通じ、参加者はケーススタディやビジネスと人権の専門家によるインプットなど、人権デューデリジェンス(人権DD)の実践的な適用方法を学びました。このトレーニングは、企業が自社の事業による人権に対する悪影響を評価、予防、軽減できるようにすることを目的としています。

本アカデミーへの関心の高まりと、トレーニングを修了した企業代表者のネットワークは、日本政府と日本のビジネス界が、責任あるサプライチェーンの重要性に対する認識を深めていることを反映しています。

ビジネスと人権アカデミーは、ビジネスと人権に関するグローバル・パートナーシップのもと、日本政府の支援を受けてUNDPが実施しています。このプロジェクトは、企業と協力し、サプライチェーン全体で人権DDを推進、より広くは対象国における責任あるビジネス政策の推進に重点を置いてきました。このたび第2フェーズに入り、5地域14カ国での活動を通じて、世界のサプライチェーンにおける責任あるビジネス行動の推進を継続することとなりました。

14カ国は以下の通りです:(アジア)モンゴル、ネパール、インドネシア、パキスタン、タイ、ベトナム;(アラブ諸国)チュニジア;(アフリカ)ガーナ; (東欧・中央アジア)トルコ、ウクライナ、カザフスタン、キルギス共和国; (中南米・カリブ海)メキシコ、ペルー

日本における第4回ビジネスと人権アカデミーは、2024年1月に福岡にて開催予定です。