開催報告「2023年 Youth Co:Lab アジア・太平洋地域サミット」

2023年8月2日
Youth Co:Lab Summit 2023
Photo: UNDP

2023年7月12‐14日、 UNDPとシティ・ファウンデーション共催「 Youth Co:Labアジア・太平洋地域サミット2023」がバンコクで開催され、アジア・太平洋20か国・地域から、若手社会起業家、政府代表団、民間セクター、投資家、アクセラレーター、学界などから200名近くが会場に集い、6,700人を超える参加者がオンラインで参加しました。 

本サミットでは、「インクルーシブ・アントレプレナーシップ」をテーマに、社会から疎外されがちなコミュニティに着目し、「誰一人取り残されない」社会実現のための解決策を見出すことを議題としました。また、参加者は、持続可能な開発目標(SDGs)の実施を加速させる上で、若者の役割の重要性を再確認し、リーダーシップ、社会革新、起業家精神の推進を通じて、世界で最も差し迫った社会的課題にどのように取り組むことができるかを議論しました。 

日本からは、2022年 ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会において Leave No One Behind賞を受賞した本嶋向日葵さんが代表としてサミットに参加しました。最終日の「デモ・デイ」では、アジア・太平洋地域から選抜された他の若手社会起業家と共にビジネスアイディアの発表会に臨み、自身の「冷蔵庫プロジェクト」についてピッチしました。 

「冷蔵庫プロジェクト」についてピッチする日本代表の本嶋向日葵さん

Photo: UNDP


本サミットにおいて、シティのアジア太平洋地域CEOピーター・バベは「シティとシティ・ファウンデーションは、サービス提供地域における社会の多様性を全面的に尊重することを約束します。本サミットのような取り組みを通じて、若者の起業を支援し、包括的な社会実現の障壁を取り除くべく、同じビジョンを持つ仲間をさらに集めていきたいと考えています。」と話しました。 

また、 UNDPアジア太平洋地域局 バイオレット・バフール代表代理は「アジア太平洋地域の若者は、社会に影響を及ぼす課題を認識しているだけでなく、その課題に対して積極的な行動を起こしています。このような若者の起業家マインドと、彼・彼女たちの原体験に基づく革新的な解決策を推進することで、包摂的な社会成長へとつなげることできます。」と述べました。 

 UNDPとシティ・ファウンデーション共催のYouth Co:Lab(ユース・コーラボ)は、2017年の設立以来、アジア太平洋地域最大の若者エンパワーメントプログラムとして、社会起業家精神、平等、社会的包摂の推進を目指し、28の国と地域で活動してきました。 

本サミットは、バンコクの国連会議センター(UNCC)で開催され、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、英連邦事務局、CVCキャピタル・パートナーズ、国際労働機関(ILO)、イスラム開発銀行(IsDB)とのパートナーシップにより開催されました。


現在 Youth Co: Lab Japanでは、社会起業家コンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ2023」への参加者を募集しています。詳細はこちらからご確認ください。コンテストで入賞すると来年のアジア・太平洋地域サミットへ参加したり、シティやパートナー企業よりメンタリングなどを受けたりするチャンスがあります。皆様のご応募をお待ちしております。 

ソーシャル・イノベーション・チャレンジとは? 
ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2023は、SDGs達成に焦点を当てたビジネスモデルやアイディアを競うコンテストです。選考を通過した個人またはチームは、最終ピッチコンテストにて、ビジネスプランやアイディアをピッチします。日本大会の受賞者は、2024年2月から行われるスプリングボード・プログラム(オンラインで開催されるアクセラレーター・プログラム)に招待され、さらに上位のチームは、2024年夏に開催予定のYouth Co:Labアジア太平洋サミットにて、それぞれの事業を紹介する機会を得られます。