信頼と平和構築 -不安が蔓延する世界でレジリエンスを高めるための道筋を現場から考える―

2022年8月18日
ticad8 sideevent - trust and peace building

TICAD8 サイドイベント

Credit: UNDP Africa
Event Details

25 8月 2022

19:30-21:00(JST)

オンライン

参加登録はこちらから

共催: UNDP

言語:英語、フランス語


 

背景

国家と住民、そしてコミュニティ間の相互の信頼を強化することは、特に紛争の影響を受けた地域や国、脆弱で暴力の影響を受けている環境において、強靭性の構築と持続可能な平和と安定を達成するために不可欠であると考えられています。特に、暴力的過激主義、安定化、移行期正義の文脈においては、垂直と水平の両方向からの信頼強化が不可欠であると認識されています。例えば、地域レベルの包括的対話、地域イベント、公共サービスの提供者などを通じて、コミュニティと当局が繰り返し交流することによって両者の間にポジティブな絆が生まれ、それが国家の正統性と安定性の強化に繋がります。世界は、増大する不安感、分断、不安定さに直面しており、地域及び国際的アクターは、信頼醸成のため丁寧かつ建設的な垂直・水平両方向の対話の価値に再び焦点を当てる必要があります。こうした点は、アフリカの文脈で強靭性を構築するためにこれまで以上に必要となるものです。

主な論点

  • 自国の信頼醸成努力を特徴づけるものは何か。
  • 課題は何で、そのような課題をどのように克服するつもりか。
  • 信頼をどのように評価するか。

目的

強靭性を高め、持続可能な平和と安定を実現するプロセスにおける、国家と住民、コミュニティ間の信頼醸成に関する実践的な知識と経験を共有します。

登壇者

  • Ms. Ouided Bouchamaoui 2015平和賞受賞者、チュニジア
  • Mr. Mohammed G. Alkali ナイジェリア政府 北東部開発委員会 (NEDC)長官
  • Mr. Yapi Urbain コートジボワール地方開発局 局長
  • Mr. Alusine Ayoube Joaque シエラレオネ地方自治・地域開発省 次官
  • Dr. Vasu Gounden ACCORD創設者・代表
  • Ms. Leonie Abela ガバナンス・平和構築専門家
  • Ms. Ahunna Eziakonwa 国連開発計画(UNDP)総裁補兼アフリカ局長
  • 加藤隆一 JICA上級審議役
  • 室谷 龍太郎 JICAガバナンス・平和構築部平和構築室 室長
  • (その他登壇者については調整中)