人道・開発・平和の連携(HDPネクサス)の推進

博報堂DYホールディングスのご協力で、HDPネクサスの映像とポスターが完成

2024年5月24日

東京発 – UNDPが重要な活動方針として掲げている「人道・開発・平和の連携(Humanitarian, Development and Peace Nexus、略称HDPネクサス)とは何か、わかりやすく伝える映像とポスターが完成しました。

 「HDPネクサス」 とは、人道危機対応の三本柱である人道支援・開発・平和構築に携わる様々なアクターたちが、バラバラにそれぞれの活動を行うのではなく、より緊密に連携し、相乗効果を出すような分野横断的なアプローチを促進するものです。

本映像とポスターは、株式会社博報堂DYホールディングスのご協力のもと、持続可能な開発目標(SDGs)の普及・啓発を行う同社のクリエイティブ・ボランティアに制作していただきました。

また、映像のナレーションは、UNDPで25年間、活動を行ってきた紺野美沙子UNDP親善大使が思いを込めて読んでくださいました。

映像とポスターは、4月に東京で開催された公開シンポジウム「危機予防と平和構築~人道・開発・平和の連携(HDPネクサス)と女性・平和・安全保障(WPS)の強化に向けて〜」において、野田章子危機局長が紹介する形で初披露となりました。

また、野田局長は同社を訪問し、戸田裕一取締役会長や制作に携わったチームの皆様に直接お礼を伝えるとともに、感謝のしるしとして記念品をお渡ししました。

株式会社博報堂DYホールディングス 戸田会長のお言葉: 
今回、このような機会をいただくことができて感謝しています。当社のクリエイティブメンバーも学びが多く、非常にやりがいを感じていると思います。以前、当社は「チーム・マイナス6%」の活動をサポートさせていただき、生活者の行動を変えるお手伝いをしましたが、今後「HDPネクサス」でも生活者の行動を促すような企画など提案していければと思います。

野田危機局長のコメント: 
「HDPネクサス」の活動は非常に複雑で説明が難しいですが、クリエイティブの力でこんなにもクリアなメッセージになるのには驚きました。大変感謝しております。「HDPネクサス」を分かりやすく伝えることができることは嬉しいことですので、イベントなど様々なシーンで活用していきたいと思います。これからもサポートいただけると嬉しいです。

映像のナレーションにご協力いただいた紺野美沙子UNDP親善大使のお言葉:
今回のプロジェクトに参加出来たことを光栄に思います。UNDP親善大使として、開発支援の最前線で力を尽くす人々に出会ってきました。SDGsの達成のために地道な仕事を継続している人たちばかりです。しかし残念ながら平和への希望の光は弱まっているように感じます。今回の映像が皆さまのご理解ご協力を深めるきっかけになれば嬉しいです。

 

株式会社博報堂DYホールディングスとの皆様、紺野美沙子親善大使、どうもありがとうございました。