Embrace the Partnership for Peace and Stability in Africa

国連開発計画(UNDP)では2019年8月に開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に向けて日本国内で関係者及び関心のある団体・個人様の間でのネットワーキングと意見交換を支援させて頂くべく、2018年6月より月例の対話イベント「AFRI CONVERSE」を展開してまいりました。2022年開催予定のTICAD 8に向けて本イベントを再開し、JICAと隔月共催いたします。
アフリカ大陸のいくつかの地域、特にチャド湖周辺を含むサヘル地域やアフリカの角と呼ばれる地域は、過去数十年に亘って暴力的紛争の発生地となってきました。こうした地域は前例のないレベルの安全保障上の課題や政治的、人道的、そして開発上の危機を抱えており、SDGs達成を目指すうえでの大きな脅威となっています。中央サヘル地域では、2020年の間に1万人を超える民間人が命を落とし、治安の悪化と強制的な移住によってコミュニティの社会的な結びつきが破壊されつつあり、基礎的な社会サービスやガバナンスの機能が阻害されています。貧困、社会的排除、急激な人口増、食糧不足、国内移住、脆弱なガバナンス、暴力過激主義と紛争によって、こうした地域はますます脆弱になっています。新型コロナウイルスは既に不安定な状況を悪化させ、脆弱な社会の制度や構造をさらに弱体化させることとなりました。
特に、国境地帯では政府組織による基本的なサービスの提供が十分ではなく慢性的な貧困と低開発に苦しんでおり、アフリカにおける危機と不安定さの根本的な原因となっている不平等、疎外、排除といった事例が特に集中して見られます。開発が首都や都市部に集中しがちであることから、こうした地域に住む人々が開発から置き去りにされる可能性が非常に大きいのです。アフリカの国境地帯の特徴である暴力的紛争は、内戦、国家間の紛争、民族浄化、テロ、暴力的犯罪といったものを含みます。貧困はこうした暴力的紛争の原因であり結果なのです。
このセッションでは複数の組織による平和と安定を推進する取り組みについて議論し、アフリカ大陸が開発の恩恵を享受するための調整と連携の道を探ります。
日時:
2021年2月25日(木)18:30-20:00
プログラム:
18:30~18:35 参加者による投票・連絡事項
18:35~19:05 登壇者自己紹介・プレゼンテーション
19:05~19:30 対話型セッション
19:30~20:00 質疑応答(全体)
場所:
オンライン (ZOOM)
参加費用:
無料
参加登録:
こちらのリンクよりご登録願います。
使用言語:
英語(通訳なし)
登壇者
髙橋 直樹氏 | 外務省アフリカ部アフリカ一課長
小向 絵里氏 | JICA 国際協力専門員(平和構築)
ゼイヌ ウマール | UNDPアフリカ局ボーダーランド・センター チーム長
ムハンマド・アミン・スレイマン氏 | ナイジェリア・アダマワ州緊急事態調整機構 事務次官
モデレーター
近藤 哲生 | UNDP駐日代表