UNDPカンボジアプロジェクト視察団来日: SDGsのローカライゼーションをテーマに日本の自治体と若手社会起業家と交流

2023年2月3日

 

1月30日から2月3日、カンボジアから内務省国家地方行政学院、4州(シェムリアップ、コンポンチャム、カンポット、ラタナキリ州)より州政府およびNGOの代表10名が来日し、 SDGsのローカライゼーションをテーマに、 日本の自治体の取り組みを視察しました。本視察研修では、日本政府の支援によるUNDPのプロジェクトの一環として実施しており、 日本の自治体の取り組み、特に政府と市民社会の協働を通じたパートナーシップ促進に注目しています。

この研修の一環として、カンボジア視察団は、スマートシティにおける市民参加、政府と市民社会の対話を取り入れてSDGsを推し進めている長崎県壱岐市と奈良県生駒市とハイブリッドミーティングを行い、両市の事例紹介や意見交換を行いました。

また本ミーティングには、2021年のYouth Co:Lab Social Innovation Challenge 日本大会で最優秀賞を受賞した「民主主義のDX(デジタルトランスフォーメーション)」を進める株式会社Liquitous 栗本拓幸さんも参加し、オンライン参加型合意形成プラットフォームの自治体での運用事例に加え、若者の社会起業、SDGsへの貢献について自らの経験も共有しました。

視察団と栗本さんは、UNDP近藤哲生駐日代表にも表敬訪問し、政府と市民社会の対話と若者の役割の重要性について話し合いました。

今回の視察は以下のプロジェクトの一環として行われました。

UNDPカンボジア「包摂的参加型ガバナンスのための市民参加、平和構築及び包摂的対話能力強化計画」(英語)