4年連続!デロイト トーマツ グループが Youth Co:Lab Japanの社会起業家を支援

メンタリング成果発表会開催

2026年10月20日
Six participants in a Zoom-style video call, each in a separate tile.
Photo: UNDP

アジア・太平洋地域の若手社会起業家支援プログラム 「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」の一環として、4年連続で実施されたデロイト トーマツ グループのメンタリングセッション成果発表会を開催しました。

株式会社 WAKU (以下、WAKU) は、2025年末に開催された  SDGs若手社会起業家コンテスト「 Youth Co:Lab ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2025 歴代受賞者グランプリ 」でチャレンジ賞を受賞しました。 WAKUは、植物のストレス応答物質「グルタチオン」を活用し、食料安全保障の実現を目指す事業に取り組んでいます。また、2022年に開催された「Youth Co:Lab ソーシャル・イノベーション・チャレンジ」でも観客賞を受賞しており、その後も事業の成長に取り組んできました。

昨年のグランプリでの受賞特典として、WAKUはデロイト トーマツ グループの有志メンバーよる全3回のメンタリング支援を受けました。今回のメンタリングでは、農業分野に加え、グルタチオンが動物の健康維持にも貢献する可能性に着目し、ペットの疾患予防という新たな事業展開に向けて、事業戦略や市場展開について助言を受けました。

成果発表会では、 WAKUのCEO 姫野亮佑氏 と事業開発担当 山口小百合氏が、2022年の初受賞から昨年のグランプリ戦での受賞までの成長の軌跡とともに、今回のメンタリングを通じて得られた学びや成果、今後の事業展望について発表しました。

Youth Co:Labからは、ハジアリッチ秀子UNDP駐日代表が発表会に参加し、WAKUの新たな挑戦にエールを送るとともに、事業が多様な分野で社会的インパクトを広げていく可能性について期待を寄せました。また、若手社会起業家の成長を支える取り組みとして、4年にわたり継続してメンタリング支援を行っているデロイト トーマツ グループへの謝意を表しました。

姫野氏と山口氏は、今回のメンタリングについて、以下のように述べています。 

株式会社 WAKU 姫野亮佑氏・山口 小百合氏
ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2025 歴代受賞者グランプリ チャレンジ賞
事業タイトル「植物のストレス応答物質『グルタチオン』で食料安全保障を実現」

「2022年に初めてYouth Co:Labに参加した当時、WAKUはまだ事業の可能性を模索している段階でした。その後、メンタリングをはじめとする多くの方々との対話を通じて事業を磨きました。 

今回のメンタリングでも、日々事業に向き合っている自分たちだけでは気づきにくい視点から率直な意見をいただき、改めて「この技術でどのような社会課題を解決したいのか」を考える貴重な機会になりました。 
私たちは、グルタチオンという一つの分子を農業に活用するところから事業を始めましたが、その可能性は食料生産だけにとどまらないと考えています。植物が環境ストレスに耐える力を支える技術に加え、現在はペットの疾患予防など、動物の健康に貢献する可能性についても研究を進めています。 

今後はグルタチオンを一つの出発点として、微生物がつくり出すさまざまな有用物質を社会に届け、食料、健康、環境といった幅広い課題の解決に貢献する会社を目指していきます。Youth Co:Labは、WAKUがまだ小さな構想だった頃から成長の節目ごとに関わっていただいた、私たちにとって非常に思い入れのあるプログラムです。」

デロイト トーマツ グループのメンターの一員である 田中晴基ディレクターは、「コンサルの現場で培った事業開発の知見や経験を、WAKU社が挑戦する『ビジネス×動物の健康』という新たな社会課題解決への挑戦に活かす機会となり、やりがいとおもしろさを感じる議論でした」と話しました。また4年連続、デロイト トーマツ グループの調整およびメンター役を担ってくださっているデロイト トーマツ コンサルティング合同会社 戦略ユニット責任者の波江野 武 執行役員/パートナーは、「『社会的価値』と『経済的価値』の両立という、私自身も大切にしている難しいテーマに取り組んでらっしゃるWAKU社様に対して、メンタリングをさせて頂く機会を頂戴し、私達のメンバーも私も大きな学びがありました。」 と話しました。 

Video conference with six speakers; document shows three profile cards with portraits and text.
Photo: UNDP

「Youth Co:Lab ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2026」は現在応募受付中です!
詳しくはこちら。 


Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)について  
Youth Co:Lab は、2017年にUNDPとシティ・ファウンデーションが、若者のエンパワーメントとSDGs達成を目的に共同で開始した社会起業家支援活動です。SDGs実現を加速させるためのリーダーシップ、ソーシャルイノベーションやアントレプレナーシップ(起業家精神)を支援しており、起業家エコシステム内の協力団体と連携しながら若年層の21世紀を生きるスキル開発に取り組んでいます。  

日本におけるユース・コーラボの詳細は、国連開発計画(UNDP)のウェブサイトおよびソーシャルメディアにて随時発信します。
http://www.undp.org/ | X : @UNDPTokyo | Facebook: @UndpTokyo I Instagram: @undptokyo I LinkedIn @undptokyo

国連開発計画(UNDP)について   
UNDPは貧困や格差、気候変動といった不公正に終止符を打つためにたたかう国連の主要機関です。170か国において人間と地球のために総合的かつ恒久的な解決策を構築すべく、様々な専門家や連携機関からなる幅広いネットワークを通じ支援を行っています。

デロイト トーマツ グループ WorldClassイニシアチブについて  
WorldClass(ワールドクラス)とは、Deloitteが全世界で進める取り組みで、教育(Education)・スキル開発(Skills)・機会創出(Opportunity)の3分野で2030年までに累計1億人の人々に対しポジティブなインパクトを及ぼすことを目指しています。デロイト トーマツ グループもDeloitteのグローバルネットワークに属するファームとして、寄付、ボランティア、プロボノ支援など幅広い角度からWorldClassに取り組んでいます。